私が好んで大学のプレーヤにしていた質問は、こんなものでした。「もし、キミが2.5mのパットを6ホール連続で決めたとしよう。そして、次のホールでも2.5mを決めれば勝ちという状況だとしよう。キミは、これを沈められるかな?」
彼らの多くは、多分決められると思うと言いました。でも、平均の法則からは外れていると考えていて、ミスする可能性もあるとも考えているわけです。
私のお気に入りの回答は、George McCallが2年生のときにしたものでした。
「僕はそれを決めますよ、確実に。6連続で決めているということは、僕は絶好調だということですし、僕がミスするわけがないじゃないですか。」と彼は言ったのでした。
【本日の表現】
・make it:(パッティングを)決める。sinkも同じ意味。
・eight-footer:入れ頃外し頃の距離である2.5mくらいのパット
・hot:絶好調
・there is no way in the world I can miss.:僕がミスするわけがない。
The Game for a Lifetime
31.5.12
30.5.12
Keeping the Edge(好調を維持する秘訣)
Riverside Driveの近くにあるAutsin CCに、Tom KiteやBen Crenshawが毎日のように来ていた頃、私たちのクラブはこの国で一番多くのシングルがいる、と私はよく言ったものでした。
ある朝、私が練習場に向かって歩いていると、あるゲストが私たちのメンバーの一人にこう話しているのを聞きました。「私にはよくわからないなあ。なぜ、ここの全ての素晴らしいプレーヤたちが、ここでレッスンを受けたり、練習をしたりしているんだろう? 時間とお金の無駄だと思うんだけどなあ。私が素晴らしいプレーヤなら、レッスンや練習を止めて、ティに真っ直ぐ向かうんだけどね」
私には、この方が偉大なバイオリニストに同じようなことを言うだろうか、と思います。「なぜ先生を煩わせ、練習なんかするのです? あなたはすでに素晴らしい演奏者じゃないですか。コンサートだけで演奏されればいいのに」
私は、何ヶ月もゴルフをせず、年に1回か数回程度しかできないゴルファーでありながら、70台でラウンドできる人をたくさん知っています。
しかし、何ヶ月もゴルフしない人で、チャンピオンシップのレベルのプレーを維持し続けている人は、見たことがありません。Bobby Jonesは、冬場には何ヶ月も倉庫にクラブをしまっていて、全米オープンなどに勝ちましたけれど、最初は必ず彼の先生であるStewart Maidenの元で練習していました。
あるスクラッチプレーヤは、私のクラブを離れ、Kansas Cityに引っ越しました。2年後、彼は私のところにレッスンを受けに来ました。
始める前に、私は彼の問題は何かを聞きました。
「私のゲームは下り坂なんですよ」と彼は言いました。「今、ハンデが3になってしまった。私はスクラッチプレーヤに戻りたいし、それを維持したい」
私は彼のアイアンショットを10分ほど見ていました。そして、ドライバーを手渡すと、彼は真っ直ぐにロングドライブを放ったのです。
「さて?」と彼は言いました。「何が私の間違いなのでしょうか?」
「どれくらいゴルフをしてる?」と私は聞きました。
「週1回というところが精一杯ですね」
私はこう言いました。「それが答えですよ。あなたはもっとプレーをしなければならない。週1回ペースのゴルフで、スクラッチを維持しようというのは、虫が良すぎる話ですよ。私が見たところ、以前と同じように、あなたはボールが打てている。でも、週イチプレーヤで、スクラッチゴルフに必要なタッチを維持できる人はいませんね」
「ということは、私のためにできることはないということでしょうか」と彼は言いました。
私は、いいえ、と答えました。私には彼のためにできることがありました。私は、ショップへ行き、彼のために他の素晴らしい選手たちとのゲームを誂えてあげました。
「これがあなたへの処方箋ですよ」と私は言いました。「そして、それを服用している間(訳者注:いいプレーヤと一緒にラウンドしている間)、あなたはゲームを楽しめますよ」
【今日の表現】
・I don't get it.:わからない。理解できない。ちなみに、I got it.は、了解、分かった、の意味。
・pound the ball long and down the middle:遠くど真ん中にかっ飛ばす
・unreasonable:リーズナブルじゃない=虫がよすぎる
ある朝、私が練習場に向かって歩いていると、あるゲストが私たちのメンバーの一人にこう話しているのを聞きました。「私にはよくわからないなあ。なぜ、ここの全ての素晴らしいプレーヤたちが、ここでレッスンを受けたり、練習をしたりしているんだろう? 時間とお金の無駄だと思うんだけどなあ。私が素晴らしいプレーヤなら、レッスンや練習を止めて、ティに真っ直ぐ向かうんだけどね」
私には、この方が偉大なバイオリニストに同じようなことを言うだろうか、と思います。「なぜ先生を煩わせ、練習なんかするのです? あなたはすでに素晴らしい演奏者じゃないですか。コンサートだけで演奏されればいいのに」
私は、何ヶ月もゴルフをせず、年に1回か数回程度しかできないゴルファーでありながら、70台でラウンドできる人をたくさん知っています。
しかし、何ヶ月もゴルフしない人で、チャンピオンシップのレベルのプレーを維持し続けている人は、見たことがありません。Bobby Jonesは、冬場には何ヶ月も倉庫にクラブをしまっていて、全米オープンなどに勝ちましたけれど、最初は必ず彼の先生であるStewart Maidenの元で練習していました。
あるスクラッチプレーヤは、私のクラブを離れ、Kansas Cityに引っ越しました。2年後、彼は私のところにレッスンを受けに来ました。
始める前に、私は彼の問題は何かを聞きました。
「私のゲームは下り坂なんですよ」と彼は言いました。「今、ハンデが3になってしまった。私はスクラッチプレーヤに戻りたいし、それを維持したい」
私は彼のアイアンショットを10分ほど見ていました。そして、ドライバーを手渡すと、彼は真っ直ぐにロングドライブを放ったのです。
「さて?」と彼は言いました。「何が私の間違いなのでしょうか?」
「どれくらいゴルフをしてる?」と私は聞きました。
「週1回というところが精一杯ですね」
私はこう言いました。「それが答えですよ。あなたはもっとプレーをしなければならない。週1回ペースのゴルフで、スクラッチを維持しようというのは、虫が良すぎる話ですよ。私が見たところ、以前と同じように、あなたはボールが打てている。でも、週イチプレーヤで、スクラッチゴルフに必要なタッチを維持できる人はいませんね」
「ということは、私のためにできることはないということでしょうか」と彼は言いました。
私は、いいえ、と答えました。私には彼のためにできることがありました。私は、ショップへ行き、彼のために他の素晴らしい選手たちとのゲームを誂えてあげました。
「これがあなたへの処方箋ですよ」と私は言いました。「そして、それを服用している間(訳者注:いいプレーヤと一緒にラウンドしている間)、あなたはゲームを楽しめますよ」
【今日の表現】
・I don't get it.:わからない。理解できない。ちなみに、I got it.は、了解、分かった、の意味。
・pound the ball long and down the middle:遠くど真ん中にかっ飛ばす
・unreasonable:リーズナブルじゃない=虫がよすぎる
29.5.12
What a Good Grip Can Do for You(いいグリップの恩恵)
Jim Manningという、サウスパーク・ハイスクールのゴルフコーチが、私のところにやってきたのは、1952年の春のことでした。Jimはテキサス大学の私の選手の一人で、彼と再会することはとても楽しみなことでした。
Jimはそのとき、Ed Turleyという、ヒューストンのメモリアルパークで行われた州の高校の大会で3位に入った少年を連れてきていました。Edはヒューストンから二人のとても素晴らしい選手たちの後塵を拝したのでした。一人は、後にRice大学のスターになるJohn Garrett、もう一人はテキサス大学の私たちのチームに入った後、South West Conferenceでは負けなしだったKirby Attwellです。
Jimは地階にある私のプロショップに降りてきました。彼とTurley少年は、その朝、古いAustin Lionsの市営コース(その当時は私たちの町の中では一番のコースでした)をプレーしてきたところで、Jimは私に練習場へ行って、彼の生徒がボールを打つところを数個見て欲しかったわけです。
問題は、雨が降り始めたことでした。
雨中を外に出る代わりに、私は若いTurleyにクラブを渡し、「グリップを見せてご覧」と言いました。
少年は、彼の父親やJim Manningが彼に教えた通りに、両手のV字(訳者注:親指と人差し指の付け根で作られるVの字のこと)が彼の右肩を向くように、クラブに手を置きました(訳者注:ぺニックさんは、グリップをするときに「にぎる(grip)」という動詞を使うのを嫌っていました。常に「置く(place)」と表現されています)。彼の両手は、まるでクラブに溶け込んでしまいそうでした。良いグリップは、コンサートのピアニストの手のように、明らかなクラスを示します。良いグリップを見ると、私は大変嬉しくなります。
「キミのようなグリップを持つ選手は皆、すでによいプレーヤか、もしくはテキサス大学を出る頃には、そうなっているだろうね。私はこれから、アスレチックディレクターのD. X. Bibleに、キミをアスリート用の寄宿舎に入れてもらえるよう頼んでくるよ」と私は言いました。
Turleyは、Davis Love Jr.(訳者注:Davis Love IIIの父親。テキサス大学でぺニックさんの教え子だった。不慮の飛行機事故で亡くなった直後の全米プロで、息子が勝利したのは有名な話)のルームメイトになり、私のチームにその後4年間在籍しました。
30年後、Edは弁護士として成功し、彼の息子Gregを連れて、大学めぐりをしました。GregはAustin High Schoolを卒業したところでしたが、彼はバージニアか、ノースカロライナのよい学校に入ろうと思っていました。
Edは彼の息子をワシントンの空港でピックアップし、Burning Tree(ミシガン州にある難コース)へ車を走らせて、そこのプロであるMax Elbinにプレーさせてもらえないか頼みました。Maxは丁寧に応対しましたが、コースには連れて行こうとしませんでした。彼は、もし、差し支えなければ、日曜の朝にもう一度来てもらえないかと言いました。
日曜の早朝、EdとGregはBurning TreeのプロショップでMaxがオフィスに出てくるのを待っていました。
Gregは棚にあったクラブを触ったり、選んでは、それをワッグルしたりしていました。Maxは彼のオフィスのドアを開けて、「申し訳ありません。今日は本当に混雑していて、どうすれば・・」と言いかけました。
Maxは話すのを止めました。彼は、若いGregがクラブを触っているところに気が付きました。
「キミのようなグリップをしている人は誰でも私のコースでプレーできますよ。クラブを持って、ティへ向かってください」とMaxは彼らに告げたのでした。
EdとGregは、彼に感謝し、スタートしました。しかし、Maxは彼らを止めました。
「ご存知の通り、第二次世界大戦の間、私はAustinのBergstrom空軍基地に駐屯していたんです。」とMaxは言いました。「私は、古いAustin CCに立ち寄って、ハービー・ぺニックさんに、彼のコースでプレーさせてくれないか頼んだことがありました。ハービーは、Noと私に言ったのです。」
「でも、私が去る前に」と、Maxは続けました。「私はプロショップにあったクラブを触って、グリップをしたり、クラブのしなりを確かめたりしたのです。すると、ハービー・ぺニックさんは、私のところにやってきた。私は、彼が私に早く出て行くように言うのかと思ったのです。」
しかし、私がMaxに言ったことは、「ねえキミ、キミのようなグリップをしている人は誰でも、私のコースでプレーできるよ。クラブを持って、ティに向かいなさい」でした。
Edは私に、Edが実は大学で私のチームでプレーしていたこと(訳者注:ぺニックさんは「私のためにプレーしていた」と表現しています)をMaxが聞き、MaxがBurning Treeでプレーさせてくれただけでなく、プレー代をただにしてくれた上、昼食にも招待してくれたことを話してくれました。
良いグリップをしていると、こんな恩恵もあるのですね。
【本日の表現】
・pick up one's tab:奢る、無料にする、ご馳走する
・attorney:弁護士
・obvious class:(意味的には)とても素晴らしいレベル
Jimはそのとき、Ed Turleyという、ヒューストンのメモリアルパークで行われた州の高校の大会で3位に入った少年を連れてきていました。Edはヒューストンから二人のとても素晴らしい選手たちの後塵を拝したのでした。一人は、後にRice大学のスターになるJohn Garrett、もう一人はテキサス大学の私たちのチームに入った後、South West Conferenceでは負けなしだったKirby Attwellです。
Jimは地階にある私のプロショップに降りてきました。彼とTurley少年は、その朝、古いAustin Lionsの市営コース(その当時は私たちの町の中では一番のコースでした)をプレーしてきたところで、Jimは私に練習場へ行って、彼の生徒がボールを打つところを数個見て欲しかったわけです。
問題は、雨が降り始めたことでした。
雨中を外に出る代わりに、私は若いTurleyにクラブを渡し、「グリップを見せてご覧」と言いました。
少年は、彼の父親やJim Manningが彼に教えた通りに、両手のV字(訳者注:親指と人差し指の付け根で作られるVの字のこと)が彼の右肩を向くように、クラブに手を置きました(訳者注:ぺニックさんは、グリップをするときに「にぎる(grip)」という動詞を使うのを嫌っていました。常に「置く(place)」と表現されています)。彼の両手は、まるでクラブに溶け込んでしまいそうでした。良いグリップは、コンサートのピアニストの手のように、明らかなクラスを示します。良いグリップを見ると、私は大変嬉しくなります。
「キミのようなグリップを持つ選手は皆、すでによいプレーヤか、もしくはテキサス大学を出る頃には、そうなっているだろうね。私はこれから、アスレチックディレクターのD. X. Bibleに、キミをアスリート用の寄宿舎に入れてもらえるよう頼んでくるよ」と私は言いました。
Turleyは、Davis Love Jr.(訳者注:Davis Love IIIの父親。テキサス大学でぺニックさんの教え子だった。不慮の飛行機事故で亡くなった直後の全米プロで、息子が勝利したのは有名な話)のルームメイトになり、私のチームにその後4年間在籍しました。
30年後、Edは弁護士として成功し、彼の息子Gregを連れて、大学めぐりをしました。GregはAustin High Schoolを卒業したところでしたが、彼はバージニアか、ノースカロライナのよい学校に入ろうと思っていました。
Edは彼の息子をワシントンの空港でピックアップし、Burning Tree(ミシガン州にある難コース)へ車を走らせて、そこのプロであるMax Elbinにプレーさせてもらえないか頼みました。Maxは丁寧に応対しましたが、コースには連れて行こうとしませんでした。彼は、もし、差し支えなければ、日曜の朝にもう一度来てもらえないかと言いました。
日曜の早朝、EdとGregはBurning TreeのプロショップでMaxがオフィスに出てくるのを待っていました。
Gregは棚にあったクラブを触ったり、選んでは、それをワッグルしたりしていました。Maxは彼のオフィスのドアを開けて、「申し訳ありません。今日は本当に混雑していて、どうすれば・・」と言いかけました。
Maxは話すのを止めました。彼は、若いGregがクラブを触っているところに気が付きました。
「キミのようなグリップをしている人は誰でも私のコースでプレーできますよ。クラブを持って、ティへ向かってください」とMaxは彼らに告げたのでした。
EdとGregは、彼に感謝し、スタートしました。しかし、Maxは彼らを止めました。
「ご存知の通り、第二次世界大戦の間、私はAustinのBergstrom空軍基地に駐屯していたんです。」とMaxは言いました。「私は、古いAustin CCに立ち寄って、ハービー・ぺニックさんに、彼のコースでプレーさせてくれないか頼んだことがありました。ハービーは、Noと私に言ったのです。」
「でも、私が去る前に」と、Maxは続けました。「私はプロショップにあったクラブを触って、グリップをしたり、クラブのしなりを確かめたりしたのです。すると、ハービー・ぺニックさんは、私のところにやってきた。私は、彼が私に早く出て行くように言うのかと思ったのです。」
しかし、私がMaxに言ったことは、「ねえキミ、キミのようなグリップをしている人は誰でも、私のコースでプレーできるよ。クラブを持って、ティに向かいなさい」でした。
Edは私に、Edが実は大学で私のチームでプレーしていたこと(訳者注:ぺニックさんは「私のためにプレーしていた」と表現しています)をMaxが聞き、MaxがBurning Treeでプレーさせてくれただけでなく、プレー代をただにしてくれた上、昼食にも招待してくれたことを話してくれました。
良いグリップをしていると、こんな恩恵もあるのですね。
【本日の表現】
・pick up one's tab:奢る、無料にする、ご馳走する
・attorney:弁護士
・obvious class:(意味的には)とても素晴らしいレベル
15.5.12
The Dreamer Sees the Real Thing(夢見人、現実を知る)
ある男性が川沿いにある私たちのピート・ダイコース(訳者注:Austin CCのチャンピオンシップコースは、著名なピート・ダイが設計しているため、Penickさんは過去の著作でも、このように呼んでおられます)の駐車場にやってきました。彼はカリフォルニアナンバーのベンツを、私たちの樫並木の陰に停め、プロショップへ赴き、ヘッドプロである私の息子・Tinsleyに会いたいと告げました。
この来訪者はアスリート体型の実に見栄えのする方でした。彼の靴はピカピカに磨き上げられ、彼の顔も健康そうに輝いていました。Tinsleyは彼をグリルルーム(訳者注:クラブハウス内のレストランに相当するところと思われる)に招き入れ、心地よいテーブルでアイスティーを飲みながら、彼が何を求めているかを聞くことにしました。
「私が子供だった頃、私は大変に優れたプレーヤでした。」 彼は話を始めました。「ジュニア選手権、州高校選手権、大学時代にはナショナルクラスの大会でもよい成績を収めました。大学の高学年に結婚もしました。私はプロツアーに挑戦したかった。しかし、その代わりに、義理の父の会社で営業を始め、その最初の年にはクライアントとゴルフをして、神経をすり減らして戦うプロツアーのどのルーキーよりも多くのお金を稼ぎました。」
「私はゴルフのレベルを良い状態で維持し続けています。現在のハンデは4。例えば、昨年はOld Course(恐らくSt Andrewsと思われる)で68、ぺブルビーチで70、パインバレーでも70でラウンドしました。またリビエラで67でラウンドしたという素晴らしい日もありました。なすべき以上に稼ぎ出し、すてきな妻と家族を持つCEOでもありますので、私は本当にゴルフを楽しむことができています。」
Tinsleyは、心から彼の成功を祝福しました。
「でも、私はまだ満足していないのです。」と男性は言いました。
「なぜです?」とTinsley。
「私はまだプロツアーでプレーがしたい」
Tinsleyは紅茶を飲み、彼の話の続きを待ちました。
「これは絵空事ではないのです。」とその男性は言いました。「私はシニアツアーのことを話しているのです。私は43歳。私は巨額で私の会社を売却しました。私は今、やりたいことを何でもできる。私は、家族とここ(訳者注:Austinのこと)に引越し、あなたのコース脇の家を買うつもりです。」
「これから7年間、毎朝、晴れの日も雨の日も、私はあなたのところへ通います。私はあなたのレッスンを毎日受けたい。そして、あなたの父親(訳者注:Penickさんのこと)のチェックを毎週受けたい。毎日500球は打つつもりです。このとてもタフなコースの頂上(訳者注:原文ではtipsですが、ここでは「最高峰」という意味から、プロ用のフルバックティのこと)から毎日ラウンドします。50歳になったらすぐにプロへ転向し、シニアツアーに参戦するつもりです。もし、私の準備が完了したとあなたが了解してくれたら、私はあなたと父上にご希望されるだけのお支払をします。いかがでしょうか?」
Tinsleyには、あまり長く考える必要はありませんでした。
「私たちのクラブのひとりのメンバーのことをお話させてください。」とTinsleyは言いました。「あなたのように43歳で、彼も彼が必要とするお金のすべてをすでに稼いだ男です。彼にもすてきな奥様と家族があります。彼は毎日ゴルフの練習をし、ほぼ毎日ラウンドしています。そして7年以上、シニアツアーに向けて準備しようとしているところです。このタフなコースで、彼のハンデはプラスの4です。彼があなたのライバルです。彼はあなたがシニアツアーに入ったら、倒さなければならないプレーヤです。私は本当に、私の人生の7年間を、彼を倒すというあなたを助けるためには費やしたくないのです。どんなに高い報酬をいただいたとしてもね。」
「あ、あの人物が私の話している男ですよ。窓の近くのテーブルでクラブサンドイッチを食べている者のことです。」
そう言って、Tinsleyは、Tom Kiteを指差したのでした。
【本日の表現】
・pipedream:絵空事、空想
・What do you say ?:「あなたは何を言いますか?」が直訳ですが、ニュアンスとしては、自分の考えを話した後に「いかがでしょうか?」と言ったところでしょうか。
・competitor:ビジネスだとリアルに競争相手なんでしょうけれど、通常の会話ではカタカナ英語の「ライバル」
はじめに
このブログのネタ切れの際の補完、そして仕事がバタバタしてなかなか英語教室に通えないことに代わる英語学習、さらには一番重要なゴルフに役に立つだろうということで、手元にあるHavey Penickさんの本「The Game for a Lifetime」を訳し、このブログに掲載していこうと思います。間違いの指摘があれば、コメント欄にお願いいたしたく。
Havey Penickさんは、すでに他界されていますが、アメリカ・テキサス州・オースチンの方。長年、オースチンCCのヘッドプロやテキサス大学ゴルフ部のコーチを務め、マスターズ2勝のベン・クレンショー、1992年のぺブルビーチでの全米OPを制したトム・カイトらの師匠として有名です。Penickさんには、「The Little Red Book」と「And If You Play Golf, You're My Friend(通称・Green Book」)」、そして今回紹介&訳をお伝えする「The Game for a Lifetime」の三冊の著書があります。このうち、RedとGreenは邦訳が出ていますけれども(Red Bookは「ハーヴィー・ぺニックのレッドブック」、Green Bookは「ハービー・ぺニックのグリーンブック」)、この青いPaper Backの「The Game for a Lifetime」は邦訳がどうもない様子。そこで、僕が勝手に、翻訳にチャレンジしてみたいと思います。ちなみに、僕はRedとGreenは英和両方とも持っております。
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