30.5.12

Keeping the Edge(好調を維持する秘訣)

Riverside Driveの近くにあるAutsin CCに、Tom KiteやBen Crenshawが毎日のように来ていた頃、私たちのクラブはこの国で一番多くのシングルがいる、と私はよく言ったものでした。

ある朝、私が練習場に向かって歩いていると、あるゲストが私たちのメンバーの一人にこう話しているのを聞きました。「私にはよくわからないなあ。なぜ、ここの全ての素晴らしいプレーヤたちが、ここでレッスンを受けたり、練習をしたりしているんだろう? 時間とお金の無駄だと思うんだけどなあ。私が素晴らしいプレーヤなら、レッスンや練習を止めて、ティに真っ直ぐ向かうんだけどね」

私には、この方が偉大なバイオリニストに同じようなことを言うだろうか、と思います。「なぜ先生を煩わせ、練習なんかするのです? あなたはすでに素晴らしい演奏者じゃないですか。コンサートだけで演奏されればいいのに」

私は、何ヶ月もゴルフをせず、年に1回か数回程度しかできないゴルファーでありながら、70台でラウンドできる人をたくさん知っています。

しかし、何ヶ月もゴルフしない人で、チャンピオンシップのレベルのプレーを維持し続けている人は、見たことがありません。Bobby Jonesは、冬場には何ヶ月も倉庫にクラブをしまっていて、全米オープンなどに勝ちましたけれど、最初は必ず彼の先生であるStewart Maidenの元で練習していました。

あるスクラッチプレーヤは、私のクラブを離れ、Kansas Cityに引っ越しました。2年後、彼は私のところにレッスンを受けに来ました。

始める前に、私は彼の問題は何かを聞きました。

「私のゲームは下り坂なんですよ」と彼は言いました。「今、ハンデが3になってしまった。私はスクラッチプレーヤに戻りたいし、それを維持したい」

私は彼のアイアンショットを10分ほど見ていました。そして、ドライバーを手渡すと、彼は真っ直ぐにロングドライブを放ったのです。

「さて?」と彼は言いました。「何が私の間違いなのでしょうか?」

「どれくらいゴルフをしてる?」と私は聞きました。

「週1回というところが精一杯ですね」

私はこう言いました。「それが答えですよ。あなたはもっとプレーをしなければならない。週1回ペースのゴルフで、スクラッチを維持しようというのは、虫が良すぎる話ですよ。私が見たところ、以前と同じように、あなたはボールが打てている。でも、週イチプレーヤで、スクラッチゴルフに必要なタッチを維持できる人はいませんね」

「ということは、私のためにできることはないということでしょうか」と彼は言いました。

私は、いいえ、と答えました。私には彼のためにできることがありました。私は、ショップへ行き、彼のために他の素晴らしい選手たちとのゲームを誂えてあげました。

「これがあなたへの処方箋ですよ」と私は言いました。「そして、それを服用している間(訳者注:いいプレーヤと一緒にラウンドしている間)、あなたはゲームを楽しめますよ」

【今日の表現】
・I don't get it.:わからない。理解できない。ちなみに、I got it.は、了解、分かった、の意味。
・pound the ball long and down the middle:遠くど真ん中にかっ飛ばす
・unreasonable:リーズナブルじゃない=虫がよすぎる

0 件のコメント:

コメントを投稿